最近、大きなクリニックに関係なく増えてきた、遺伝カウンセリング。
妊婦さんや出産を控えた女性が、新型出生前診断のために利用することも増えてきました。
おなかの中の赤ちゃんに遺伝性疾患や先天性疾患がないか、あらかじめ分かるというもので、安心して出産を迎えたいという妊婦さんやご家族に人気です。
対応しているクリニックの規模は様々で、大型の大学病院はもちろん、NIPT検査に特化した専門クリニックも登場しています。
では今回は、神奈川で新型出生前診断(NIPT)が受けられるおすすめのクリニックについてご紹介していきます。
是非、参考にしてみてください。
神奈川の新型出生前診断(NIPT)のおすすめ4選!
A CLINIC 横浜
新型出生前診断の月間予約件数200件以上を誇る、A CLINIC 横浜。
NIPT検査の実績は豊富ですが、気になる費用はリーズナブルということで妊婦さんたちから良い評判を得ています。
なかなか予約が取りづらいと言われる新型出生前診断ですが、A CLINIC横浜院なら当日予約や土日の検査も可能です。
そのため、忙しいパートナーの同伴やフルタイムで働いている妊婦さんにも利用しやすく、人気があります。
またクリニックの立地も、横浜駅より徒歩1分というアクセスの良さですので、妊婦さんの体にも負担をかけません。
検査費用:14,8万円
検査条件:妊娠10週目以降、年齢制限なし
羊水検査費用:陽性の場合、病院側が費用負担制度あり・上限15万円
検査結果:14日前後
検査項目:1~22番染色体のトリソミー検査、性染色体異常検査、性別判定
紹介状:不要
検査方法:母体からの採血、血液採取(10mL)のみ
検査精度:99%以上
住所:神奈川県横浜市北幸1-8-2
診療時間:月・火・木・金・土・日曜日 10:00~19:00
公式サイト:https://shusseimae.com/yokohama/
アンジュクリニック馬車道
アンジュクリニック馬車道は、一般的なクリニックとは違い、NIPTなどの先端医療に特化したクリニックです。
プライバシーを大切にし、比較的良心的な費用で新型出生前診断を受けられることで人気があります。
アンジュクリニック馬車道では、体数をある程度まとめて解析機器にかけることによって費用を抑え、患者さんの負担を減らすことに成功しています。
診察や検査は月曜日と週末のみですので、人気のクリニックのため、予約が取りづらいという一面もあります。
受検を計画しておられるなら、早めの申し込みや問い合わせをおすすめします。
検査費用:13万8,000円(税抜)
検査条件:妊娠10週目1日以降
羊水検査費用:不明
検査結果:最短10日後
検査項目:13・18・21トリソミー診断、性別判定
紹介状:不要
検査方法:母体からの採血、血液量10ml
検査精度:90%以上
住所:神奈川県横浜市中区尾上町5丁目-69 KIT関内ビル7階
診療時間:月・金:13:00~19:00 / 土・日:11:00~17:00
公式サイト:https://ange.clinic/
横浜市立大学附属病院
高度医療を専門とする「特定機能病院」として横浜市でも有名な、横浜市立大学附属病院。
新型出生前診断にもいち早く着手し、検査の実績は確実に増えつつあります。
大型の病院ですので、妊娠初期から受診し、NIPT検査を経てそのまま出産まで行う妊婦さんが多いと言います。
一貫して同じ医師、もしくは同じ病院内の提携科の医師が関わってくれれば、大きな安心感があります。
来院は車がスムーズですが、最寄駅には病院行きのバスも沢山ありますので、アクセスは良好です。
検査費用:約21万円
検査条件:妊娠10週目以降、夫婦での来院、分娩予定日が決定してから申し込み、分娩予定日時点で35才以上
羊水検査費用:不明
検査結果:約2週間程度
検査項目:21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー、13トリソミーの3つの染色体の数的異常を対象
紹介状:あればよいが、なくても可
検査方法:母体からの採血
検査精度:90%以上
住所:神奈川県横浜市金沢区福浦3-9
診療時間:10:00~17:00
公式サイト:https://www.yokohama-cu.ac.jp/fukuhp/section/depts/genetic/nipt/newcontact.html
東海大学医学部付属病院
丁寧なカウンセリングと新型出生前診断の豊富な実績で高い信頼を得ている、東海大学医学部付属病院。
産科と遺伝子診療科が協力してNIPT検査に取り組み、妊婦さんのケアに努めます。
臨床遺伝専門医・指導医と各科医師、遺伝看護師、助産師、臨床心理士のチームは経験豊富ですので、初めての受検で不安な方でも安心して受けていただけます。
基本的に新型出生前診断は、東海大学医学部付属病院の産科をかかりつけとし、出産も予定されている方のみの受検となるので、注意が必要です。
ただトータルサポートに力を入れていることの証拠ですので、全てお任せしたいという方にはおすすめの医療機関です。
検査費用:不明
検査条件:妊娠10週目以降、当院産科にかかりつけで出産予定の方のみ
羊水検査費用:不明
検査結果:2週間前後
検査項目:ダウン症候群(21トリソミー)、エドワーズ症候群(18トリソミー)、パトー症候群(13トリソミー)診断
紹介状:必要
検査方法:母体からの採血、量10ml程度
検査精度:90%以上
住所:神奈川県伊勢原市下糟屋143(東海大学医学部付属病院 遺伝子診療科)
診療時間:(火曜日)13:00~16:00 (木曜日)13:00~16:00
公式サイト:http://iden.med.u-tokai.ac.jp/index.html
その他、神奈川の新型出生前診断(NIPT)の認定施設一覧
昭和大学横浜市北部病院
検査費用:19~21万円(カウンセリング料などもすべて含む)
検査条件:2回の受診が必要、紹介状必要、分娩時35歳以上、超音波検査、母体血清マーカー検査で可能性の上昇を指摘されている場合
住所:神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央35-1
診療時間:9:00~17:00
公式サイト:http://www.showa-u.ac.jp/SUHY/
北里大学病院
検査費用:不明
検査条件:紹介状必須(ない場合は5,000円の負担あり)
住所: 神奈川県相模原市南区北里1-15-1
診療時間:(平日)8:30~17:00 (土曜第1・3・5週)8:30~12:00
公式サイト:https://www.kitasato-u.ac.jp/khp/
まとめ
神奈川県内で、新型出生前診断を受けられるおすすめのクリニックをご紹介してきました。
クリニックの規模や検査の費用、条件はそれぞれ異なるため、妊婦さんによって好みのクリニックも違うはずです。
それぞれにメリットとデメリットがありますので、上手に比較しながらお気に入りのクリニックを探してみてください。
安心できるクリニックと信頼できる医師が見つかれば、初めての受検でも不安なく迎えることができることでしょう。